
どうも、れいです。
今回は自作PCとは何なのか。仕組みなどについて、その基礎の基礎の基礎の部分の解説をしていきたいと思います。
あくまでも「初心者向け」なので、パーツの選び方の解説は全くしていません。
自作PCとは何なのか?何のパーツがあるのか?そのパーツはどういう役割があるのか?
そういった部分について詳しく解説した記事です。
専門知識が全くなくても大丈夫な内容なので、ご安心ください。
これを読めば自作PCについて、最低限の知識がついてること間違いナシです。
- PCパーツには何があるのか
- PCパーツそれぞれの役割
- BTOとは何か
- BTOと自作PCの違い
\こちらもチェック/
- プレイ済ゲーム300以上
- 所持ハード20以上
- PC自作経験とGBASP改造経験
- インディーゲー好き
- デザイン等のクリエイティブなことが好き
よろしくね!
@れい

PCって何ができるの?
PCでは様々なことができます。
やりたいと思ったことはPC一台あれば大抵何でもやることができます(スクロール可能)。
- ゲーム
- ゲーム配信
- 動画編集
- 動画視聴
- 楽曲作成
- プログラミング
- イラスト制作
- デザイン制作
- VTuber制作
- MMD制作
- アニメーション制作
- ウェブ制作
- 3Dモデリング制作
などなど、挙げればキリがないです。
しかしこれらをやるためには、PCのスペックがある程度無くてはできません。

PCのすぺっくってなぁに?
それについても解説していきます。
PCのスペックとは?
ここではわかりやすいように、人間に例えて説明していきたいと思います。
人間ってそれぞれ色んな特性がありますよね。



【Aさんの特性】
・視力が悪い
・計算が遅い
・足が遅い



【Bさんの特性】
・耳が悪い
・計算が早い
・漢字が読めない



【Cさんの特性】
・滑舌が良い
・手先が器用
・頭脳明晰
というように人それぞれ様々な特性があります。
PCにおいてもそれは一緒です。
PCも備えてるパーツの性能によって特性(スペック)が変わってきます。
PCのパーツについて
人間に生命活動をする為に必要な臓器(心臓、肺、胃など)があるように、PCにもちゃんと稼働するために必要なパーツがあります。
- CPU
- GPU
- メモリ
- ストレージ
- マザーボード
- 電源ユニット
- CPUクーラー
- ファン
これらのパーツについてそれぞれ解説していきたいと思います。
CPU
人間でいう脳みその部分であり、考える力や計算能力にあたる一番大事なところです。
すべての計算や命令を処理するので、PCの動作速度に大きく影響します。
例えばYouTubeを開いたとき、動画を再生するための準備や計算をここで行います。
「頭がいい人(高性能なCPU)」ほど、作業が速くて効率的です。
高性能なCPUなら、一度に多くの作業ができます。
動画を編集しながらインターネットを開いてもスムーズです。



CPUが良いってことは、頭が良いってことだね!
GPU
人間でいうと目の役割を持っています。
ゲームの美しいグラフィックを表示したり、映画のような映像を滑らかに再生する部分です。
主にグラフィック関連ですね。
GPUがない(または性能が低い)と、映像がカクカクしたり表示が遅くなります。
GPUが優秀だと、最新のゲームがきれいな画質で楽しめます。



超高画質でゲームを遊ぶためには、それなりのGPUが必要だよ!
メモリ
作業机のようなものです。
大きな机(メモリが多い)だと、たくさんの作業を広げてできるし、効率的に片付けられます。
ネットを見ながら、様々なソフトをスムーズに同時に開けるようサポートします。
机が狭い(メモリが少ない)と、作業のスペースが足りなくて動きが遅くなることがあります。



メモリが大きいとマルチタスクがサクサクできるね!
ストレージ
倉庫や本棚のようなものです。データやプログラムを長期的に保存します。
写真、動画、音楽、アプリケーション、OS(WindowsやMacの仕組み)などをここに保管します。
ストレージはHDDとSSDの2種類があります。
- HDD
-
イメージとしてはボロい大きな倉庫。物を出し入れするのに時間がかかり、壊れやすいので安価。
- SSD
-
イメージとしてはちゃんとした造りの小さな倉庫。物を取り出すスピードが速く、壊れにくいので高価。



私の場合は、画像や動画はHDDに。ロードが遅い重ためのゲームはSSDに入れてるよ!
SSDはものを取り出すスピードが速いから、重ためのゲームもその分速く起動できるんだ!
マザーボード
人間でいうと血管のようなものです。
すべてのパーツをつないで、情報や電気をやりとりさせます。
マザーボードが壊れていると、パーツ同士が連携できず、PCは動きません。
必要な部品がきちんと接続されていれば、どんな作業でもスムーズに動きます。
電源ユニット
電気を供給する心臓のようなものです。
PCのパーツに適切な電力を送ります。
CPUやGPUが電気不足だと動きません。
パーツに合った電力を供給できないと、PCが動かなくなるか、最悪の場合、故障します。
ゲーム用PCでは、GPUが電力をたくさん使うので、大きな電源が必要です。



どのくらいの電源が必要か分からない人でも安心!ゲーミングPCの電源容量を計算できるサイトがあるからそこから計算するよ!
CPUクーラー
CPUの冷却装置、つまり頭を冷やす熱さまシートのようなものです。
CPUが動くときには熱を持つので、それを冷やして性能を保ちます。
冷却がうまくいかないと、CPUが「熱暴走」してPCが止まります。
高性能なCPUは、冷却ファンをしっかりしたものにすると安心です。
+α もっと知りたい人向け!CPUクーラーの種類について
CPUクーラーには3種類あります。
- 空冷
-
空冷クーラーは、ヒートシンク(放熱板)とファンを使用して、CPUの熱を外に逃がす冷却方式です。CPUに取り付けられたヒートシンクが熱を吸収し、その熱をファンによって空気中に放出します。
れい「空気」で「冷やす」から「空冷」って言うんだね!
- 本格水冷
-
本格水冷は、コンピュータの冷却システムの中でも最も高性能な冷却方法で、個別にパーツを選んで組み立てる水冷システムです。CPUだけでなく複数パーツ(GPU、メモリなど)も冷却することができます。上級者向けです。
れいこっちは「本格的」に「水」で「冷やす」から「本格水冷」だね!
- 簡易水冷
-
簡易水冷クーラー(AIO水冷)は、オールインワン水冷とも呼ばれ、冷却液の循環が一体型になった水冷クーラーです。本格水冷とは違い、ポンプ、ラジエーター、冷却ブロックが一体化しており、ユーザーが手を加えることなく、すぐに使用できる設計です。
れい「簡易的」に「水」で「冷やす」から「簡易水冷」だよ!
本格水冷は玄人向けなので余程ロマンを求める人でない限り要りません。
コストを抑えたいのであれば空冷、ハイスペックPCであればより冷やすために簡易水冷を選ぶといいでしょう。
ファン
PC全体の換気扇です。
人間でいうと何でしょう…汗をかくようなものですかね。
ケース内の熱を外に逃がして、PCを冷やします。
パソコンも、人間と同じで「暑い」と動きが悪くなります。
ファンがしっかり動いていると涼しくなり、快適に動作します。
ゲームや動画編集のような重い作業をする場合、ファンの性能が重要です。
まとめると…?
- CPU
-
脳みそ
- GPU
-
目
- メモリ
-
作業するための机
- ストレージ
-
本棚
- マザーボード
-
血管
- 電源ユニット
-
心臓
- CPUクーラー
-
脳みそを冷やす熱さまシート
- ファン
-
発汗機能
こういうことですね。
これらのパーツがあってようやくPCが起動するようになるわけです。
自作PCとは
長いPCの説明が終わったところでここからが本題です。
自作PCとはつまり、前述のパーツを自分で揃えて自分で組み立てたPCのことです。
CPU
GPU
メモリ
ストレージ
マザーボード
電源ユニット
CPUクーラー
ファン
パーツを全部揃えて自分で組み立てて起動させるとこまで全部やります。
これらのパーツはどこで揃えるのかというと、PCショップに直接赴いたり、PCショップの公式サイト、Amazonなどのネットショッピングで購入して1つずつ揃えていきます。
私はAmazonとツクモネットショップ、地元のPCショップで1つずつ揃えました。
自作PCだと自分の使用用途に合わせて、以下のように各パーツのスペックを自分で考えることができます。



最新のゲームやりたいから「GPU」のスペックは高くしたいな!



重いソフトはそんな沢山開いたりしないから「メモリ」は少なくていいな。
また、ゲーミングPCといえば見た目にこだわりたい人も多いはず。
自作PCだと、これらのパーツの見た目はもちろん、PCケースの見た目も自分で探して選ぶことができます。
自分だけのロマン溢れるオリジナルPCが作れるってわけですね。
また、自作PCだと大きく価格を抑えたPCも作ることが可能です。
やろうと思えば10万円前後まで価格を抑えることができます(最新のゲームや動画編集はスペック的に多分できないものになるかも)。
また、PCは拡張性が高いため、中のパーツが壊れたら新しいものに交換したり、最新のパーツを取り付けたりすることも可能です。
PC作ったらそれで終わり!ではなく、自分で修理したり、より性能の良いPCに進化させることもできるわけです。
知識があるからこそできる自作PCですが、その分自由度が高いです。
+α 筆者のPCについて
ちなみに、私のはじめてのPCは既製品のPCです。
3、4年ほど使用した後、初めての自作PCに挑戦しました。
知識をつけるためにYoutubeで沢山自作PCの動画を視聴し、週3でPCショップに通い詰めました。
(PCショップの店員さんに顔を覚えられて挨拶されるようになりました。あの時の店員さん、ありがとうございます。)
ツクモやAmazon、地元のPCショップでPCパーツを揃えて完成したのがこちらのPC。
(クリックで拡大可能です。)






性能よりも見た目にこだわりました。
PCケースはフロントとサイドがクリアになっていて、隅に私の好きなお酒の瓶を飾っています。
GPUにはガチャで当てたかわいいドラえもんたちを乗せてます。
参考までにスペックを書いておきます。
- CPU
-
intel core i5 13600K
- GPU
-
GeForce RTX 4070
- メモリ
-
DDR5 16GB×2
- ストレージ
-
SSD 500GB(システム用)
SSD 2TB
HDD 8TB
私のゲーミングPCの用途は以下の通り。
- 最新のゲームをプレイしたい
- 見た目はカッコよくしたい
- デザイン系のソフトを使ったり、動画編集をやりたい
これを全部叶えるために、それなりのスペックのPCを組みました。
ストレージは、HDDには軽いゲームや動画、画像などを入れて、SSDには高負荷なゲームを入れています。
初めての自作PCだったのでドキドキしましたが、現在まで何の問題もなく動作しています。
あまりのカッコよさに、電源つけるたびに思わず見とれてしまいます。
モンハンワイルズも快適にプレイできちゃいますよ!
構成内容について詳しく知りたい方はコチラ!
自作PC作れる気がしない!



自作PC作りたいけど知識が無いから作れない!でも自分好みのPCが欲しい!
そんな方もいると思います。
その場合にはBTO(Build To Order)という手段があります。
購入者が必要なスペックや用途に応じて部品を選び、業者がそれを組み立てて販売する方式として広く利用されています。
BTOパソコンは、カスタマイズ性が高く、手軽に自分のニーズに合ったPCを手に入れることができるため人気があります。
BTOパソコンの特徴
- カスタマイズ性
- 購入者が必要なパーツを選べる。
- CPU、GPU、メモリ、ストレージ、電源などを自分で指定できる。
- 用途(ゲーム、動画編集、ビジネスなど)に合わせた最適な構成を選択可能。
- 手間が省ける
- 自作PCとは異なり、組み立てや初期設定を専門業者が行う。
- 自分でパーツの互換性を調べる必要がない。
- コストパフォーマンス
- 必要な性能だけを選べるため、無駄なコストを抑えられる。
- 自作PCよりも若干割高になることがあるが、初心者には安心。
- 保証やサポートがつく
- 多くのBTO業者は組み立て後の動作保証や、故障時の修理サポートを提供。
BTOパソコンのデメリット
- 自作PCより高い
- 選べるパーツに制限がある
- メーカー特有のパーツが使われてる場合があるため、後から自分でパーツ交換ができない場合がある。
自作PCと比べると選べるパーツに制限があることがBTOパソコンの大きなデメリットですが、パソコンショップSEVENというBTOメーカーでは、かなりの自由度でパソコンをカスタムできます。
おすすめのBTOメーカー



自作パソコンよりもBTOパソコンがいいんじゃない?
と思ったそこのあなた。
当サイトでは、BTOパソコンを購入するにあたって、おすすめのBTOメーカーをまとめています。
ちなみに、おすすめのBTOメーカーは以下の通り。
- フロンティア
- マイニングベース
- MDL.make
- ツクモネットショップ
- マウスコンピュータ
- パソコンショップSEVEN
- @Sycom(サイコム)
これらのBTOメーカーについて詳しく知りたい方は、下記のボタンからどうぞ。



自分に合ったメーカーを見つけよう!
BTOと自作PCの違い
自作PCとBTOの違いを以下の表にまとめてみました。
項目 | 自作PC | BTOパソコン |
---|---|---|
自由度 | 高い | 高いが業者の選択肢に制限される |
難易度 | 高い:知識やスキルが必要 | 低い:初心者でも安心 |
価格 | 安い:コスパ良好 | 中程度:サポート費用が上乗せ |
時間 | 長い:準備や組み立てが必要 | 短い:選ぶだけで完了 |
サポート | なし:すべて自己責任 | 手厚い:保証や修理対応がある |
向いている人 | PCに詳しく、細かくこだわりたい人 | 初心者や、手間をかけたくない人 |
まとめ
自作PCとBTO、それぞれの特徴を理解することで、あなたにぴったりのPC選びがきっと見えてくるはずです。
どちらを選んでも、自分だけの理想のPCを手に入れる喜びは変わりません。
ぜひこの記事を参考に、納得のいくPCライフをスタートさせてください!
以上、「【自作PCとは?】初心者向け!知識ゼロでも分かる徹底解説!」でした。
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